あけましておめでとうございます。
今年もブログを更新していきたいと思います。
年末に2件、異物による腸閉塞を起こしたワンちゃんの
開腹摘出手術を行ったので紹介します。
異物を誤飲してしまうと口から肛門のどこか(胃~小腸)で停滞してしまい
胃腸の流れを止めてしまいます。
主症状としては食べても嘔吐を繰り返して、最終的に
まったくご飯を口にしなくなります。
お腹の中でも閉塞を起こしている部分は炎症が起き
ひどくなるとその部分が壊死(腐れる)を起こして
最終的に腸が破れて、お腹全体が炎症を起こしてしまいまので、
嘔吐を繰り返すような場合は早めに受診をしてください。
検査はエコー検査やレントゲン検査を行って異物を見つけ出します。
異物を食べてすぐ受診をすれば、嘔吐を誘発する薬を投与することで
異物をはかせることができる場合もありますが、時間がたつにつれて内視鏡で摘出したり
開腹して摘出したりしなければなりませんので早期受診をしてください。
写真は生々しい写真もあるのでクリックしてみてください
左写真 エコー検査で異物が確認できます
中央写真 腸閉塞を起こしている写真
右写真 閉塞を起こしていたのは種でした
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福岡県 筑紫野市 二日市 うおずみ動物病院