前回からの続きで歯周病について書きます。
歯石がついた状態でそのままにしておくと重度の歯周病になります。
重度の歯周病になると歯を支えている骨を溶かし最悪の場合は骨折したり
骨に穴が開いて鼻から出血をしたりします。
このような状態になると実際、歯はぐらぐらしている状態ですので
治療としては歯石のついている歯を抜いてあげないといけません。
重度の歯周病の場合でも食欲元気はあるように見えますが
かなり痛みをこらえて生活をしています。
処置後、食欲がでた、元気になった、夜泣きがなくなったなど
QOL(生活の質)が改善されます。
歯を抜くとご飯が食べれないのではないかと心配される方もいますが
処置後2・3日で通常どおりの生活ができ、1か月ほどで歯の抜けた歯槽骨の溝は修復します。
毎日、抗生物質を飲ませて様子を見ているかた、
高齢で全身麻酔が心配されているかた、
しっかりと検査を行って問題なければ安全に麻酔をかけ処置することができます。
一度、相談してください。
上の写真 赤矢印 重度の歯周病により骨融解した下顎(歯がついた状態)
青矢印 重度の歯周病により骨融解した骨(歯のない状態)
下の写真 重度の歯周病
歯石がびっしり付いており歯ぐき(歯肉)が痩せてきている状態
福岡県筑紫野市二日市 うおずみ動物病院
日曜。祝日診察 往診 ペットホテル
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~12:00 | ○ | ○ | ○ | ー | ○ | ○ | ○(9:00~13:00) |
14:00~19:00 | ○ | ○ | ○ | ー | ○ | ○ | ー |